2015年7月9日木曜日

原爆投下七十周年祈念集中講座『死の誕生、そして生命の誕生』8/7-9 in 高知


導入

フクシマの原発事故が起きた時、世界は再び日本に注目しました。それは恰も二つの原爆投下でさえも、充分ではないかの様でした。そしてこの国は今や、放射能の軽視と巨大企業の利益至上主義に血を流し続けているのです。この問題の真の姿を認め然るべき一歩を踏み出すことが、 ところが日本にとっては未だに容易ではないのです。そこでは古い伝統的な礼儀正しさと過度な近代的工業化との狭間に、本当の思慮分別に不可欠な余裕は殆ど残されていません。人々は礼儀正しく嘘をつきながら、彼らが見据えているのは工業化され過ぎた文明の経済的な必然性だけなのです。

――ヨハネス・グライナー(アントロポゾフィー協会スイス理事)