2014年7月19日土曜日

ミヒャエル・デーブス:私たちの生命力と人間の使命

ミヒャエル・デーブス:私たちの生命力と人間の使命
香川裕子:訳
単行本1,800円+税  ブックを購入する≫

私たちの生命力と人間の使命 について
生命力は私たちが生きるための根源の力であり、常に何かを生み出し、変容していく力、病を癒し健康を維持し、記憶や思考を支えてくれる力です。この生命の領域は私たちの内なる自我——意志——が息づく領域でもあります。この力は緑豊かな自然や、規則正しい生活、質の良い食事や十分な休息・睡眠などで補われていきます。

しかし私たちが生きる今の時代は、電磁波や放射能などの科学技術によって、その恩恵を受けつつも、私たちの生命力や意志の力が弱められているのではないでしょうか。[. . .]

これらの問いを考えるには、まず生命力の本質をよく知ることであり、それを前提としてこそ生命力を強める対抗策を各自が持てるようになるのでは、と私たちは考えました。そこでオイリュトミー・シンポジウム『いかにして私たちの生命力を守るか——真の癒しを目指して』を企画し、司祭であるミヒャエル・デーブス氏にお話を伺うことになったのです。[. . .]

デーブス氏の講演は、今までこんなにも生命力に対してあらゆる視点から集中的に話された内容はあっただろうかと思わせるほどの充実した内容となりました。特に、今後私たちにとって未来における重要な道徳的質を持つ「第五エーテル」の話はデーブス氏の最新の研究成果であり、シンポジウム開催準備の最初から、日本の皆さんに是非ともお伝えしたいとご自分でおっしゃられていた、本邦初公開の重要な内容です。

この内容があらゆる分野で活動している方々に刺激を与え、力となり、それぞれの分野で生命力を守り、強めていく活動を発展させていかれることのお役に立てば、と願っています。(※紹介文は本書まえがきより抜粋)

旧オイリュトミー・シンポジウム準備会一同

目次
『私たちの生命力と人間の使命』—— 刊行に寄せて

第1講演  自然の生命力:エーテル的なものとは何か
物質体に生命を与えるエーテル体
重力と重さの霊
ゲーテアヌムのステンドグラスにおける重さの霊
重さの霊による重力の克服
物質を引き上げるエーテル的な力
エーテル的な動きの芸術
物質の四つの凝集状態
固体
液体
気体
熱:霊的世界への架け橋
七様のエレメント

第2講演 エーテル的なものの叡智と人間の思考力
四つのエーテルの発展
未来におけるエーテル的なもののイメージ
なぜ感覚的世界があるのか
感覚的世界の起こり
人間の発展の第一段階:「いいえ」と模倣
思考の力としてのエーテル的な力
関係づけを行うエーテル的な力
世界で現象として見られるエーテルの叡智
力として行使される思考
質疑応答より

第3講演 人間の創造力と道徳性
創造物から創造者へ
アストラル体への働きかけから開く可能性
エーテル体への働きかけ
真に創造的な力はエーテル的である
人間を創造者にする思考の力
アーリマンから守られるべき思考の力
血液のエーテル化と道徳的思考
人間が創りだすエーテル : 道徳的エーテル力
新たな生命力の源としての道徳性
生命霊の芸術としてのオイリュトミー
信頼の源泉について
七番目の芸術について
道徳的エーテルの働きをどこで知るのか?

第4講演 感覚界より下の世界の力を克服するオイリュトミーの使命
カルマとしてのオイリュトミー・フォルム
月のカルマから太陽のカルマへ:自由の獲得
いかにして自然法則とカルマは共存するか
エーテル的な力と感覚界より下の力
エーテル的なものの三つの側面
守りから肯定的な行動へ

訳者あとがき:霊的な理念の「器」について思うこと
オイリュトミー・シンポジウム概要 

著者・訳者紹介

ミヒャエル・デーブス Michael Debus
1943年ドイツ生まれ。大学で数学、物理学、哲学を学び、1969年キリスト者共同体司祭に就任。1978年〜2007年キリスト者共同体司祭養成ゼミナール教授として司祭の養成にあたり、多くの日本人学生も指導した。現在集会司祭を務める傍ら、当代屈指の人智学者として世界各地で講座・講演活動を展開し、特にドルナッハにおけるオイリュトミーについての会議、神秘劇上演の際の講演は大変高く評価されている。来日は今回が3回目。
著作:『物質と光』『コンピューターに“攻撃”される人間』『信仰と認識』『死の周辺での行動』『運命における復活の力』など。

香川裕子 Hiroko Kagawa
1991年あるオイリュトミー公演に感銘を受け、人智学運動に関わり始め、92年渡独。97年ハンブルグ・オイリュトミー学校卒業。ライプツィヒのシュタイナー学校でオイリュトミー教師を経験した後、キリスト者共同体司祭養成ゼミナールでデーブス氏に師事する。ビンゲンハイム共同体で治療教育を2年間実践した後、シュトゥットガルト・ヴァルドルフ教員養成ゼミナールを修了。2006年、帰国し、オイリュトミーの舞台活動・講座、人智学関係の通訳・翻訳業に従事。


情報
単行本 112ページ
発行日 2014年8月1日
発行元 オイリュトミーを社会にひらく会
販売元 SAKS-BOOKS
ISBN 978-4-9906920-6-3
寸法 201 × 141 × 8 mm
© 2014 Michael Debus Printed in Japan

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