2014年4月16日水曜日

【講座】宇佐美陽一:『渦・Spiral』|5月18日(日)|高知市下知コミュニティセンター


自然界の渦、人間の表現の渦を古今東西から、対立と調和の観点から「渦」を考えていきましょう。
まず、自然界の渦では鉱物、植物、動物、人間の中の渦巻きを、紋様の渦では裏と表が向かいあった対称形、出たり入ったりをくり返していく点対称の形、時計回りで上昇方向と反時計回りで下降方向、周辺から入って中心に到達する形、右巻きと左巻きの渦を繋いだ形などを観ていきます。

こうして見ていくと、渦がいかに存在そのものやその運動の中で、大きな役割を果たしているかがよくわかりますし、文化の中にもとても深い関わりを持っています。しかも全体を俯瞰すると「生命」との繋がり、と言うよりも死も含めた生命力そのものの造形ではないかと思えてきます。

それは二つのエネルギーがぶつからずにバランスをとっていく最良の形なのでしょう。生命力は物質的な空間がなければ自らを発現できないのですが、生命エネルギーにはこの空間的要素と「生きている」という時間的要素があります。そのどちらもがお互いに調和を保つための造形がこの「渦」なのでしょう。渦という造形力には、今私たちがどっぷりと渦中にいる「勝つか負けるか」とか、「正しいか間違っているか」といった二元論的な世界を調和させてくれるような鍵を握っているかもしれませんね。

2014年5月18日(日)13:00 - 16:30
13:00〜14:30  講演『渦・Spiral』
15:00〜16:30  講座『オイリュトミー:渦巻く身体と空間』

講師 宇佐美陽一 Yoichi Usami (オイリュトミー/作曲/演出)
1953年生。ドイツ・シュトゥットガルト・オイリュトメウム卒。作曲個展4回。ハンブルグ音楽ゼミナール教師。オイリュトミー舞台グループと国際演劇グループ「ミトラス」でヨーロッパ各地150公演後帰国。日本各地で子どもと大人のオイリュトミー講座。子ども劇場出品作品演出。芸術表現の総合的な可能性を実験・実践・研究した講演、論文やエッセイ多数。他分野のアーティストとの共演パフォーマンス。また、東北・関東の比較的線量の高い地域の親子の支援。2011年4月26日世界オイリュトミー会議『沈黙のオイリュトミー』を上演/フクシマ・アート・アクション基金(f-Aktion Fonds )設立。2012年吉田麻理香の詩『私が福島で暮らすということ』上演。2013年自由律俳句とフルートソロ曲を創作・舞台化上演。2014年3月11日ドイツ・シュトゥットガルトのフェスティヴァル会議、自らのプロデュースによる公演『kernKraft(真なる力)』上演。4月下旬にはオイリュトミー愛好者グループ「野のばら」の仙台公演で演出・出演。7月は福岡のオルタナティブ研究会例会で『社会と芸術』の講演を予定するなど、精力的に芸術と社会との関わりを探っている。


Price 5,000 yen
定員:35名
お電話でのお問い合わせ  ☎ 080-6384-3369 林迄



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