2013年11月25日月曜日

オイリュトミーぬりえ|製作中





オイリュトミーぬりえ1/母音と子音|Eurythmiemalbuch I/Vokale, Konsonannten

オイリュトミー公演で障碍者施設や老人ホームを訪れた際、昼休みや余暇にぬりえを楽しんでいる人をよく見かけました。ほとんどの人が曼荼羅を塗っていました。何かアンロポゾフィーに関するモチーフはないものか、と考えたときオイリュトミーを学んでいた時にシュタイナーのスケッチを写し、色づけをしたのを思い出しました。

ミュンヘンでの大人や障碍児のオイリュトミークラスで、色の導入の後に塗り絵を行なっています。2色のダイナミックな動きから、3色目が加わってバランスがとれ新しいものが生まれる過程は、多くの参加者にとっていつも新たな喜びです。

色の動きを通してオイリュトミーを深めていくと、個人的、プライベートな動きが次第に削除されてきます。子音と母音の繋がりで言葉は成り立っていますが、その言葉の本質は子音と母音の間の動きの中にイマジネーションとして現れてきます。オイリュトミーのパイオニア、エレナ・ツッコリーさんは80歳を過ぎてドルナッハの丘を登っていた時に、「Aの本質がやっと少しわかった」と語ったそうです。

長年、オイリュトミーの塗り絵があったらもっと手軽にオイリュトミーフィギアを自分の色体験を通して深められるのに……と思っていました。

シュタイナー学校の生徒がオイリュトミーの時間に、オイリュトミストや愛好家の方が研究のために、老人ホームで脳の若返りのために塗り絵を行ったら、いつか出会うであろう言葉の本質の心の準備になるのでは、という願いをこめて、デザイナーの高橋さんの助けを借りて「オイリュトミーぬりえ」を製作中です。

日本語とドイツ語の2カ国語に対応し、12月〜1月中の発売を予定しています。

2013.11.25
Emi Yoshida

吉田恵美(オイリュトミー療法修士 ミュンヘン在住)
1960年宮城・石巻生まれ 青山学院女子短期大学臨床心理学専攻 1986年ミュンヘン・オイリュトミー学校入学 1989年ディプロム取得 1994年障害を持つ児童の為のアウグスブルク・シュタイナー学校の創立に関わり、その当時から同校で治癒オイリュトミーと一般オイリュトミーを担当 1996年からはミュンヘン・アレフ・アンサンブルのメンバーとしてヨーロッパ各国で公演 2007年春の国際オイリュトミー大会ではゲーテアヌム・大ホールにてシュタイナー・フォルムによるソロ音楽オイリュトミーを公演し大好評を博す 2008年春にゲーテアヌムで開催された第1回オイリュトミー療法士国際会議に於いては講師を務める 2012年秋、ボン近郊アラヌス大学にてオイリュトミー療法・修士号を取得 現在ミュンヘン・アントロポゾフィー協会理事 2006年ドイツ国籍取得
__

このエントリーをはてなブックマークに追加
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

0 件のコメント :

コメントを投稿