
「私たちは生きた自然の中にも死んだ側面しか認識することが出来ない」とルドルフ・シュタイナーがあるところで語っています。世界の中で、そして私たちの中で生き生きと活動している、ルドルフ・シュタイナーがエーテル体と呼んだ存在を認識するためには知性に頼るのではなく別の手段を必要とします。それは、私たちの行為を通してはじめて認識することができます。私たちの行為によって粘土という素材に形を与え、その形を変化させていく中で、周りの自然界と私たちの内部で働いている目に見えない力を実感し、理解していきたいと思います。それは、私たちの中に、新たな認識のための感覚器官を作り出す作業でもあります。
今回のワークでは植物が持つ本質的な変化である「種」から「枯れ(結晶化)」までを粘土で順を追って変化させて表現しながらその中にある力、そして、私たちの中にある力を感じ取っていきたいと思います。また、それぞれの体験に関して、さまざまな側面から考察を加えていきます。
ワーク表現内容
<種、発芽、成長、展開、開花、結実、枯れ> までを順を追って表現します。


著書『シュタイナー教育的子育て』(らせん教室)『シュタイナー教育の観点からの子どもとの関わりかた』(らせん教室)他 訳書『トランスパレントスター』『シュタイナー幼稚園の遊びと手仕事—生きる力を育む7歳までの教育』(地湧社)他


8月31日(土)

13:00〜15:00 導入と粘土ワーク[1]

15:15〜16:45 粘土ワーク[2]

9月1日(日)


13:30〜15:00 粘土ワーク[4]

15:30〜16:30 まとめの話し合い



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