2013年1月26日土曜日

SAKS-BOOKS|四国アントロポゾフィー・クライス 出版部発足

SAKS-BOOKSについて

四国アントロポゾフィークライスは2007年に設立されました。それは、ルドルフ・シュタイナーが責任者となって開催された神智学協会ミュンヘン会議から100年後のことでした。それから6年の歳月を経て、スイス・ドルナッハの丘に第一ゲーテアヌムの礎石が埋められてから再び100年後に当たる2013年、四国アントロポゾフィークライスでは出版部を発足させ、その活動範囲を広げる運びとなりました。

アントロポゾフィーは日常生活と密着した精神科学であり、欧米諸国では毎日のように数多くの様々な分野に於ける講演やゼミナールなどが催され、参加者はそれをそれぞれの生活の場で実践し、そこからの経験を交換し合うために再び集まって会合を持ち、共通認識を少しずつ高めてゆく努力をしています。それに比べ日本に於けるアントロポゾフィーの現状はまだまだ開拓状態にありますが、その開拓作業に勢いをつけることの出来る、私たちの目や耳には届きにくい良書や記事・講演録などを四国に留まらず日本全国に紹介することを通して、世界と四国、そして四国と日本のネットワークを更に満たしてゆきたいという願いから、四国アントロポゾフィークライスは独自の出版部を発足させ、そこから発刊される書籍を『SAKS-BOOKS』シリーズとして販売してゆくこととなりました。それに伴いオンラインによる販売経路なども整え、今までアントロポゾフィーに出会うことがなかった人々にもその機会が生まれるようにと考えました。

1度読んで自宅の本棚に眠ってしまうのではなく、いつ読み直してもそれが常に現実に相応した新鮮な情報として受け止められるような、そしてそれを日常生活の場で役立てていけるような、そんな内容の本を少しずつでも広めてゆきたいというのがSAKS-BOOKSの主旨です。その為には皆様からの御支援・御意見・御要望などがとても重要なものとなりますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

Shikoku Anthroposophie-Kreis 理事一同

2013年1月9日水曜日

3.20 『原発問題について考える』【小林直生氏 × 森章吾氏 シンポジウム】





info

フクシマの惨状を目の当たりにして今なお再稼働を推進する電力会社の社員や、それを容認する中央官庁の役員は、破壊だけを喜びとする醜い獣なのでしょうか、それとも我々と同じ人間なのでしょうか。人間に自由を認めるならば、ひとりひとりが異なる考えを抱くことは当然のはずです。しかし原発に関してだけは、声高にノーを叫ぶ人だけが真っ当な「人間」であるという感情は、現代の日本に於いてもはや当然のものとなってしまったのではないでしょうか。
原発について考える時、我々は:「自分とは異なる考えを持つ存在を、本当に“人間”と思うことが出来るのか」ということを常に試されています。如何なる思想や信条を持とうとも同じ社会に生きる人間である限り、誰もが同じ「人間」であるという前提に基づいて、社会生活と原発について考えてみたいと思います。
何故なら、いわゆる“原発問題”として一括りにされているものの中には、幾つかの異なる問題が複雑に絡み合っているからです。震災から二年が経過し、様々な問題について少し冷静に考えることが出来るようになった今、自然科学的な観点からの意見を聞く為に森氏、精神科学的な観点からの意見を聞く為に小林氏を招いて、社会問題としての原発に向き合ってみたいと思います。