シュタイナーのことばを理解するためには、シュタイナーの視点に立つ必要があります。その助けとなるのが、シュタイナー自らが、「変わることなくこの方法を採り続けた」と述べている《ゲーテ自然科学による世界の観方》です。ゲーテが感覚界に向けて研究したその同じ眼差しを、シュタイナーは高次の世界に向けたのです。
さて、アントロポゾフィーでは現象そのものを虚心に観ることが出発点になります。その際に取る視点は、シュタイナー自身が言うように、地水火風の《四大元素》です。今回は、まずこの《四大元素》で自然界を観ることで、通常の自然科学とはまったく異なる次元が開かれることをご紹介いたします。さらには、『農業講座』を例に、シュタイナーがどれだけ多くのことを《四大元素》の視点から述べているかを観ていき、その中でケイ酸や石灰の意味を考えていきたいと思います。
講師 森 章吾
1953年 東京生まれ 東京大学農学部卒業 同年、千葉県立高校生物科教諭 88年、ゲーテアヌム精神科学自由大学自然科学コース終了 89年、シュトゥットガルト・シュタイナー教育教員養成ゼミナール終了 翻訳多数 HP

2012年11月17日(土)13:00 - 16:45

13:00 - 14:30 講義( Ⅰ )
14:45 - 16:15 講義( Ⅱ )
16:15 - 16:45 質疑応答

香川県教育会館 ミューズホール 第3会議室 香川県高松市西宝町2丁目6番40号 ☎ 087-833-0013

Price 4,000 yen



お電話でのお問い合わせ ☎ 080-1428-8838 小畑奈穂子 迄


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